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「うご図 アウトリーチプロジェクト」とは?

研究成果を社会に伝える「アウトリーチ」が、近年義務化されつつあります。

しかし、本来研究を主として進めている研究者たちにとって、

このアウトリーチ活動というものは決して容易なものではなく、手探りな部分が多いのではないでしょうか。

 

発信側の負担を減らし」つつも、興味深い研究内容について

多くの人に」「わかりやすく」伝えられる一つの手段として

考えたものが、動く仕掛けを盛り込んだ電子ブックの作成です。

本プロジェクトでは、この電子ブックを活用し、

アウトリーチ活動の推進を図ります。

 

 

 

 

※このプロジェクトは、

研究者とコンテンツ制作会社のサイエンスコミュニケータが

共同で進めているものです。

 

 

・気軽に実行できて効果のあるアウトリーチ方法の考案

・サイエンスコミュニケータの活躍の場の開拓

・「アウトリーチ用コンテンツ」の受注・制作体制の構築

 

が目的として挙げられます。

 

 

現在は発足したての小さなプロジェクトではありますが、

発信側、受信側、制作側が、それぞれの立場でよりよい

状態になれるように取り組んで参ります。

※イベントにて再生していた動画です。最後に「チラシあります」という表記がありますが、チラシの内容は下記をご覧ください。

■「うご図」とは?■ 

「うご図」とは、普段は資料として静止画で提供しているものに動きをつけたものの総称としてつけたものです。

 

今回のプロジェクトでは、これを一般向けの研究報告に応用することを試みます。

プロジェクト メインメンバー
福士碧沙

 

●サイエンスコミュニケータ

●コンテンツ制作

国立科学博物館認定サイエンスコミュニケータ(1期)

 

過去、企業の開発した水素自動車を使った環境教育授業や、国立科学博物館の企画展で使用するワークシートの作成等を担当。「開催側の伝えたい部分を、いかに参加者に伝えるか」という部分の考案を得意とする。

 

現在は、コンテンツ制作会社(インタラクトテクノロジー㈱)にてディレクターをつとめる。

 

http://www.interact.co.jp/

中村敏和

 

●研究者

自然科学研究機構 分子科学研究所 准教授

 

京都大学で博士(理学)を取得後,学習院大学理学部助手を経て現職。

 

磁気共鳴という手法を用いて有機導体(※)の性質を調べ、超伝導がなぜ起こるのかという謎を解明しようとしている。 (※:人の手で合成された有機分子からできている物質で、電気伝導性のものを有機導体と言う)

 

最近は、研究とともに研究成果や科学を分かりやすく市民に伝えるアウトリーチ活動にも感心を持って取り組んでいる。

 

 http://www.ims.ac.jp/know/material/nakamura/nakamura.html

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